喜染の特徴

銀座喜染について

銀座喜染は、銀座で五十年以上にわたり呉服店を営んでいる「銀座橘苑」が監修/運営する、
国産の本染め・国産の織浴衣専門の通販サイトです。
呉服に関する長年のノウハウを結集し、お客様に高品質な浴衣をご提供します。

国産の染、国産の織。
高品質の浴衣を、短い納期と抑えた価格で販売しております。

場面によって、浴衣の楽しみ方はさまざま。
本格的な作りの浴衣は、夏のお祭りやイベントだけでなく、街着としてもお召しいただけます。
帯合せで雰囲気を変えたり、お襦袢を着て夏着物風にアレンジする事も出来ます。

注染(本染め)の浴衣と高品質の織浴衣。当店で扱うのは、いずれも国内で生産された浴衣です。
染めの浴衣は、伊勢型紙を使い手仕事で染め上げられた「注染」の反物からお仕立てしました。
織浴衣は、楊柳・しじら・紋織など、生地の表面にシボ・うねりがあり、さわやかな肌触りの反物からお仕立てしました。

男物浴衣の豊富なラインナップと手厚いサービス。
注染の浴衣はM・Lの2サイズ。織浴衣は、S~3Lサイズを取り揃えております。男物浴衣に関しましては、裾上げサービスも承っております。
また女性の浴衣に関しましても通常のフリーサイズより小さいMサイズを展開。
フルオーダーとかわらない着心地の高級浴衣を、気軽にお試しください。

注染の魅力

注染とは伝統的な型染めの一種です。表からと裏からの二度にわたり染料を注ぐため、両面がきれいに染め上がります。
機械でのプリントとは異なる、きれいなぼかし染めや、立体感のある染め上がりになります。
手染めならではの染めムラやにじみも味わいのひとつです。

  • 糊付台に型を打ちつけて固定します。晒し上がりの生地を置き、生地の上に型を下ろします。型紙は伊勢型紙を使用しております。

  • 染めない部分は染料が入らないよう、海草から作られた※防染糊(ぼうせんのり)を、へらを使って敷きます。
    ※染料が付かないように敷く糊

  • 糊付けする位置がぴったりと合うよう、浴衣のサイズで生地を折り返します。生地の折り返しには相当の技術を要し、細かい柄ほど念入りに行われます。一回生地を折り返すごとに糊を付けていきます。

  • 糊を固定させるため生地の表面には、おがくずがかけられます。

  • おがくずを箒でならします。

  • 型置きされた生地を、染め台の上に置きます。

  • 染める色ごとに、防染糊を絞り出して「土手」と呼ばれる囲いを作ります。

  • 土手に合わせて表から染料を注ぎます。
    “やかん”などと呼ばれる、じょうろのような道具を使います。

  • 色の数分だけ繰り返します。

  • コンプレッサーで下から吸入することで重なった生地に染料を通します。

  • 生地を裏返し同じ方法で再度染めます。この裏表のない染め上がりが注染最大の特徴になります。

  • 余分な染料や糊を落とすために、機械や人の手を使ってふり洗いします。生地を等間隔でたぐり寄せ、長い洗い場で泳がせます。この作業は、かつては川で行われていました。

  • 竿で高い場所から干して乾かします。

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